文化
宝物級の妙法蓮華経 韓国に戻る
Write: 2017-08-16 13:24:12 / Update: 2017-08-16 13:49:15
高麗時代の武臣政権の実力者とされる崔瑀(チェ・ウ)の指示で1240年に作られた「妙法蓮華経」1冊が、最近、日本から韓国に戻ってきたことがわかりました。
韓国の中国美術研究所が、15日、明らかにしました。
この妙法蓮華経は、日本で個人が所蔵していたものです。
韓国の文化財庁は、有形文化財をその重要度によって「国宝」、「宝物」などに指定して管理していますが、この妙法蓮華経は、韓国で既に「宝物」に指定されている木版本と同じ木版で作られたものと推定されるため、少なくともその価値は「宝物」級とされています。
この妙法蓮華経は、立て34.5センチ、横12.7センチで、屛風のように折りたたむことができる紙の木版本で、太くて高級な紙の両面に刷られているのが特徴です。
専門家らは、「保存状態が優れていて、紙の両面に刷られている仏教のお経は国内に1~2点しかない」として、価値が非常に高いと話しています。
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