第70回カンヌ国際映画祭は、29日夜、最高賞のパルムドールにスウェーデンのリューベン・オストルンド監督の「スクエア」を選び、韓国映画は受賞を逃しました。
ことしのカンヌ国際映画祭では、韓国のポン・ジュノ監督による映画「オクジャ」が、コンペティション部門にノミネートされていました。
「オクジャ」は、友だちである巨大動物を救うために、すべてをかける少女の物語ですが、アメリカの大手動画配信会社「ネットフリックス」の出資で制作され、配給方式などの問題でフランスで論議になっていました。
また、コンペティション部門招待作品のホン・サンス監督の「その後」も賞を逃しました。
このほか、ビョン・ソンヒョン監督の「不汗党」、チョン・ビョンギル監督の「悪女」が公式上映され、好評を得ました。