2018年に開催される平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピックの組織委員会は、全てのテストイベントが無事に終了したと発表し、大会の成功に対する自信を示しました。
組織委員会の呂ヒョン九(ヨ・ヒョング)事務総長は18日、江陵(カンヌン)ホッケーセンターで開かれた記者会見で「25のテストイベントを無事に終え、すぐにでも大会を開催できるという自信が得られた」と述べました。
組織委員会は、去年2月に旌善(チョンソン)で開かれた2015~2016国際スキー連盟(FIS)アルパインスキー・ワールドカップをはじめ、今月20日に閉幕するアイススレッジホッケー選手権まで、25のテストイベントを行っています。
テストイベントでは、大会施設については高い評価を受けましたが、大会の運営については、急な気温の上昇により、除雪量が足りなくなったことや、ボランティアの専門性不足などが指摘されました。
呂事務総長は「問題点を補完して万全の準備をしていきたい」と話しました。