ポン・ジュンホ監督の映画「オクジャ(Okja)」とホン・サンス監督の「その後」が来月17日から開かれる第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に招待されました。
映画祭事務局は13日、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門の招待作品のリストを発表しました。
それによりますと、韓国映画「オクジャ」と「その後」を含む、18作品が選ばれ、最高賞である「パルムドール賞」を競うことになりました。
韓国映画2作品が同時にカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に招待されたのは、7年ぶりです。
「オクジャ」は、友達である巨大動物を救うためにすべてをかけた少女の物語を描いた映画です。
動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」を運営するアメリカ企業が560億ウォンを投じ、ハリウッドスターのブラッド・ピットが設立した会社が製作、ハリウッド俳優のティルダ・スウィントン、ジェイク・ギレンホール、韓国俳優のアン・ソヒョン、ピョン・ヒボンらが出演します。
ホン・サンス監督の「その後」は、クォン・ヘヒョ、キム・ミンヒ、チョ・ユンヒらが出演する映画で、内容は公開されていません。
またホン監督の別の作品「クリアーカメラ」が、特別上映セクションに招待されました。
カンヌ映画祭で同じ監督の2作品が同時に出品されるのは異例です。
ホン監督はこれまで9回にわたって10作品がカンヌ映画祭に招待されています。