北韓の平壌(ピョンヤン)で開かれている2018サッカー女子アジア・カップの予選で、韓国代表チームはインドと対戦し、10対0で大勝しました。
FIFAランキング17位の韓国は、5日、平壌の金日成(キム・イルソン)競技場で行われた予選B組で、56位のインドと対戦し、序盤から積極的に攻めあがって、イ・グムミンがハットトリックを達成するなど、合わせて10ゴールを決め、10対0で大勝しました。
競技場には、5000人あまりの観客が集まり、韓国の国旗「太極旗(テグッキ)」が掲げられ、韓国の国歌も流れました。
北韓で、公式に太極旗が掲げられたのは2013年の平壌重量挙げ大会以来です。
これに先立ち、同じB組の北韓は5日、香港に5対0で勝ち、2連勝となりました。
各組1位だけが本大会への出場権を獲得できるため、7日に行われる韓国と北韓の試合が、事実上のB組1位決定戦となりそうです。