NHL=北米アイスホッケーリーグは3日、レギュラーシーズンを中断して2018年に平昌(ピョンチャン)で行われる冬のオリンピックにリーグのトップ選手を派遣することはしないと発表しました。
NHLは声明を出し、IOC=国際オリンピック委員会やIIHF=国際アイスホッケー連盟などの関係団体との交渉で、意味のある話し合いが成立しなかったとしています。
NHLは、1998年の長野大会から前回までの5大会で、レギュラーシーズンを一時休止して冬季オリンピックに選手を派遣してきましたが、各クラブのオーナーは、シーズンを一時休止することに強い不満を示してきています。
今回の決断によって、多くのスター選手が平昌大会でプレーしないことになるとみられる一方で、リーグに所属する選手からはオリンピックに出場したいとの声が出ています。