韓国の女子フィギュアスケートの崔多彬（チェ・ダビン、17）が、フィンランドの首都ヘルシンキで開かれている世界フィギュアスケート選手権大会で総合10位となり、韓国は来年の平昌（ピョンチャン）冬季オリンピックへの出場枠2つを確保しました。
ヘルシンキで3月29日から４月2日まで開かれている世界フィギュアスケート選手権で、韓国の崔多彬は、フリーとショートの合計で191.11点を取り、総合順位10位になりました。
今大会の合計順位で3位から10位となった選手の国に対しては、オリンピック出場枠が2つずつ与えられることになっているため、韓国は平昌オリンピックの出場枠2つを確保しました。
試合の後、崔多彬は「出場枠1つを獲得するのが目標でしたが、2つも獲得できてとても満足しています。平昌オリンピックに向けて、もっともっと頑張ります」と嬉しそうに話していました。
金妍兒（キム・ヨナ）選手が引退したあと、韓国勢が世界大会で190点以上を獲得したのは崔多彬が初めてで、今後の活躍に期待が集まっています。