第11回アジア・フィルム・アワードの授賞式が21日、香港で行われ、韓国映画「「哭声(コクソン)」のナ・ホンジン監督が監督賞を受賞しました。
ナ監督は授賞式で、「今回の受賞で、考えていること、信じていることを確実に進めていける勇気を得た。『哭声』の制作に尽力された方々に感謝する」と感想を語りました。
この他、パク・チャヌク監督の「お嬢さん」は助演女優賞、新人賞、衣装デザイン賞、美術賞の4冠となったほか、キム・ジウン監督の「密偵」は音楽賞を受賞しました。
「アジア全域版アカデミー賞」として注目されているアジア・フィルム・アワードは、2007年に創設された映画賞で、2013年からは、釜山国際映画祭、東京国際映画祭、香港国際映画祭が組織する「アジア・フィルム・アワード・アカデミー」によって運営されています。