野球の国・地域別対抗戦、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次リーグA組最終戦が9日、ソウルで行われ、韓国は延長10回、台湾に11対8で競り勝ちました。
韓国は序盤で6点をリードしましたが、7回に8対8の同点に追いつかれ、9回裏には無死二塁のサヨナラの危機を迎えました。
ここで抑えの呉昇桓(オ・スンファン)が、無得点で乗り切り、延長10回表に金泰均(キム・テギュン)が2点本塁打を放ち、台湾を突き放しました。
韓国は今回の大会、2連敗となり、1次リーグ敗退が決定していましたが、台湾に勝利したことで、A組最下位を免れ、4年後の第5回WBC本大会出場の権利を得ました。