日本による植民地時代に慰安婦として日本軍に連行された少女たちの物語を描いた映画「雪道」が、韓国の独立運動記念日である三一節に公開されました。
映画「雪道」は、2015年の三一節にKBSで放送された同タイトルの2部作ドラマを映画化したもので、日本植民地時代、かけ離れた環境下で生まれ育ちながら、同じく日本軍慰安婦として連行された15歳の少女2人の物語を描いています。
特にこの映画は、韓国で公開される前から全州国際映画祭、上海国際映画祭などに招待されたほか、中国最大の映画授賞式である金鶏百花映画祭2015の外国映画部門で作品賞と女優賞を受賞するなど、海外でその作品性を認められています。
去年2月に韓国で公開された慰安婦映画「鬼郷」は、公開前から話題となり、359万人の観客を動員するなど人気を集めましたが、映画「雪道」にも注目が集まっています。