韓国の映画産業の売上が3年連続で2兆ウォン台となったことがわかりました。デジタル・オンライン市場での売上や韓国映画の輸出の大幅な伸びが目立っています。
映画振興委員会が13日、発表したところによりますと、去年の韓国の映画産業の売上は、前の年に比べて7.6%増えて、2兆2730億ウォンだったということです。
2014年に初めて2兆ウォン台となって以降、3年連続です。
1人当たりの年間の映画鑑賞回数は4.2回で、アイスランドに続いて2位でした。
また映画館の入場料売上は、前の年に比べて1.6%増えて、1兆7432億ウォンでした。
観客動員数の割合は、韓国映画が54%、海外映画が46%でした。
去年の観客動員数で1位となった映画は、韓国映画「釜山行き」で、 観客動員数は1156万5479人でした。
VOD＝ビデオ・オン・デマンド市場の成長に支えられ、映画のデジタル・オンライン市場での売上は、前の年に比べて23.2%増えて、4125億ウォンでした。
韓国映画の輸出は、前の年に比べて82.1%増えて、1億109万ドルでした。