映画館で映画を鑑賞する45歳以上の中高年層が増えています。
韓国の大手シネマコンプレックスチェーン「CJ CGV」のリサーチセンターが8日、公開した「2016年映画市場レビュー」によりますと、中高年層の映画鑑賞者は2007年は全体の5.3%でしたが、2012年に12.3%、2016年には20.3%と、4倍に増えたということです。
中高年層の映画鑑賞者が好む映画は、映画興行順位とは異なることも明らかになりました。去年、中高年層の観客に人気だった映画トップ5は、「ベン・ハー」、「エンド・オブ・キングダム」、「ジェイソン・ボーン」、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」、「レヴェナント: 蘇えりし者」の順で、中高年層は見慣れたシリーズ物や海外大作への関心が高いものと分析されています。
CGVリサーチセンターのチーム長は、「マーケティングの面でも中高年層を意識する必要がある」と述べました。