人工知能やIOT、保護貿易主義の拡散などにより、自動車産業が転換期を迎えている中、自動車産業を総括する官民共同のコントロールタワーが、公式に発足しました。
産業通商資源部は7日、ソウルのプラザホテルで完成車メーカー5社と協力メーカーの関係者、民間の専門家たちが参加する「自動車産業発展委員会」の発足式を開催しました。
この委員会は、これから韓国自動車産業の中長期的な発展戦略について議論し、調整する役割を果たすこととなります。これに先立ち、次世代の自動車など7大政策の推進課題を選定し、分野別に実務協議体を運営してことし上半期の内に詳しい実践計画を設けるとしています。
周亨煥(チュ・ヒョンファン)産業通商資源部長官は、韓国の自動車産業が持続可能な競争力を確保するためには、個別の企業レベルではなく、官民がともに努力していく必要があると強調しました。