今月開かれる2017冬季アジア札幌大会の組織委員会が選手村としているホテルに、慰安婦強制連行や南京大虐殺を否定する内容の書籍が置かれていた問題で、韓国選手団の宿泊先が別のホテルに変更されました。
大韓体育会が7日、明らかにしたところによりますと、冬季アジア札幌大会の組織委員会が公文書で、「韓国選手団の宿泊先を『アパホテル＆リゾート札幌』から『プリンスホテル』に変更した」と知らせてきたということです。
この問題は、韓国選手団が滞在する予定だった「アパホテル＆リゾート札幌」の客室やロビーに、このホテルチェーンの経営者が書いた、慰安婦強制連行と南京大虐殺などを否定する内容の書籍が置かれていることが明らかになったもので、大韓体育会は、韓国人選手団の宿泊先を別のホテルに変更することを、大会組織委員会に求めていました。