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文化

高銀氏 ローマ財団による『国際詩人賞』を受賞

Write: 2017-02-04 11:45:02Update: 2017-02-04 11:45:02

高銀氏 ローマ財団による『国際詩人賞』を受賞

韓国文学の巨匠、詩人の高銀(83)氏が、アジアの詩人として初めて、イタリアのローマ財団による『国際詩人賞』を受賞しました。
ローマ財団は、文化、芸術、教育、福祉など多方面での支援事業を行っている民間団体で、2014年に国際詩人賞を制定し、毎年、世界の優秀な詩人に賞を贈っています。
高銀氏は、 現地時間の3日行われた授賞式であいさつし、韓国語が抑圧された日本植民地時代を経て、解放後、詩の世界に入るまでの逸話や、母国語に対する考えについて熱く語りました。
高銀氏は、朴正煕政権下の1970年代に民主化運動に取り組み数回にわたって投獄され拷問を受けました。しかしその後も韓国論壇を代表する存在として投獄中の作家や芸術家の釈放運動に取り組んできました。
高銀氏の詩集「瞬間の花」など3冊を翻訳したイタリア人のビンチェンチャ・カポスカリ大学韓国語学科教授は、「やさしくて強烈なメッセージがイタリアの読者に愛されている。大勢のファンがイタリア各地から授賞式にかけつけた」と話しています。

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