自動車の国内生産台数が6年ぶりの少ない水準になりました。
韓国自動車産業協会が30日に発表したまとめによりますと、2016年の完成車メーカー5社の国内生産台数は422万8509台で、前の年より7.2%減りました。
これは2010年の427万1741台を下回る少ない水準です。
一方、完成車メーカー5社の海外生産台数は465万2787台で、前の年より5.5%増え、初めて国内生産台数を上回りました。
2012~15年まで、国内生産台数は450万台前後で推移しましたが、海外生産台数は363万台から毎年増え続け、昨年は国内生産台数を上回ったものです。
国内生産台数が減ったのは、新興国の景気低迷で輸出が減ったことや長期間のストライキによる影響だとされています。
一方、海外生産が増えているのは、現代自動車や起亜自動車のメキシコ新工場の稼動などによるものと分析されています。