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文化

ことしの大鐘賞 「インサイダーズ」が最優秀作品賞

Write: 2016-12-28 11:10:56Update: 2016-12-28 11:20:12

ことしの大鐘賞 「インサイダーズ」が最優秀作品賞

韓国映画のアカデミー賞として知られる「大鐘賞」の第53回授賞式が27日、世宗(セジョン)大学のコンベンションホールで開かれ、映画「インサイダーズ/内部者たち」が最優秀作品賞など5つの部門で受賞しました。
映画「インサイダーズ/内部者たち」は、財閥と政治家とマスコミの強大な癒着による権力争いに迫る社会派ドラマで、最優秀作品賞のほか、ウ・ミンホ監督が監督賞、主演のイ・ビョンホンさんが主演男優賞を受賞し、さらに、企画賞、シナリオ賞を受賞しました。
また、映画「德惠翁主」も、4つの部門で受賞しました。この映画は、日本によって併合される直前の朝鮮王朝第26代王、高宗(コジョン)の娘に生まれ、日本の官僚と政略結婚をしなければならなかった「德惠翁主(トッヘオンジュ)」の一生を描いた作品で、主演を勤めたソン・イェジンさんが主演女優賞を受賞したほか、助演女優賞、衣装賞、音楽賞を受賞しました。
一方、「大鐘賞」は1962年に第1回授賞式が行われて以来、韓国を代表する国内映画祭の一つとされてきましたが、組織委員会と執行委員会の間で葛藤があり、受賞者選定においても公正性が議論になるなど、内部問題が相次いでいます。このため、ことしの人気作品だった映画「釜山行き」、「お嬢さん」、「東柱(ドンジュ)」はコンペティションに出品していないほか、授賞式にも受賞者たちの多くが出席しませんでした。

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