韓国映画「お嬢さん」が、イギリスやアメリカのメディアが選ぶ「ことしの映画」のリストに入りました。
イギリスの日刊紙「ガーディアン」は、ことし1年間、イギリスとアメリカで公開された映画のなかで、もっとも優れていた作品を50編ずつ選んで順次紹介していますが、「お嬢さん」は、アメリカで公開されたベスト映画の9位に選ばれました。
「お嬢さん」はまた、アメリカの日刊紙ニューヨーク・タイムズに所属している映画評論家3人が選ぶことしのベスト映画30作品に選ばれました。
「お嬢さん」は、1930年代の韓国と日本を舞台に、多額の遺産を受け継ぐことになった貴族出身の女性と、財産を目当てに女性に接近する伯爵、そして伯爵に雇われて女性の使用人となった少女を巡る物語で、イギリスの小説「フィンガー・スミス」原作のスリラー映画です。
韓国では、ことし6月に封切られて400万人を超える観客を動員するなど、人気を集めました。