朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する弾劾訴追案が9日、国会で可決されたことについて、朴大統領は、「国会と国民の声を厳重に受け止める」としながらも、「弾劾審判と特別検察官による捜査に落ち着いて対応していく」方針を明らかにしました。
朴槿恵大統領は、弾劾訴追案が可決された直後の9日午後5時、大統領府青瓦台で開かれた国務委員懇談会に出席し、このように述べました。懇談会は、弾劾案が青瓦台に届く7時から、大統領としてすべての権限が停止する前に開かれたもので、各部署の長官らが出席しました。
朴大統領は、冒頭に「自分が至らなかったせいで、国が大きな混乱に陥ったことについて、国民の皆さんに心からお詫び申し上げる」と謝罪し、「国会と国民の声を厳重に受け止め、いまの混乱が収まることを心から望んでいる」と述べました。
その上で、「これから憲法と法律に定められている手続きに沿って憲法裁判所の弾劾審判と特別検事による捜査に落ち着いて対応していく」と述べ、現状を真っ向から突破していく方針を示し、即時退陣の意向がないことを改めてうかがわせました。
一方、世論調査会社「韓国ギャロップ」が今月6~8日に全国の成人男女1000人を対象に調査したところ、弾劾について、国民の81%が賛成しており、大統領の即時退陣を求める週末の集会も今後も継続するとみられていて、朴大統領に対する圧力はこれからも続きそうです。