ドイツ出身のリュージュの選手が、韓国代表チームに合流するものとみられています。
大韓リュージュ競技連盟が1日、明らかにしたところによりますと、ドイツ人で女子リュージュのアイリーン・フリッシュ 選手(24)が、法務部の特別帰化審査を通過したということです。この選手は、今月中旬に行われる予定の最終面接を経て、韓国国籍を取得するものとみられています。
これに先立ち、大韓体育会はことし6月、スポーツ公正委員会を開き、優秀な外国人の人材として、フリッシュ選手の特別帰化を法務部に推薦しています。リュージュはボブスレー、スケルトンと同じソリ競技ですが、韓国ではこの競技で活躍している選手が不在で、大韓リュージュ競技連盟は去年からフリッシュ選手の帰化を推進してきました。
フリッシュ選手は2012年、リュージュのジュニア世界選手権で2冠、2013年のリュージュ・ワールドカップで銅メダルを獲得しています。
大韓リュージュ競技連盟の関係者は、「フリッシュ選手は韓国国籍を取得するための手続きをほぼ終えている。来年1月から世界選手権大会などで韓国代表として活躍できるものとみている」と説明しています。