韓国映画「殺してあげる女（The Bacchus Lady）」に出演した女優のユン・ヨジョンが、第10回アジア太平洋スクリーンアワードで審査員グランプリを受賞しました。
ユン・ヨジョンは、「殺してあげる女」で、老人を相手に売春をする60代の女性を演じ、ことし8月にカナダ・モントリオールで開かれた「ファンタジア国際映画祭」では最優秀女優賞を受賞しています。
現地時間の24日にオーストラリア・ブリスベンで開かれた授賞式で、ユン・ヨジョンは、「イ・ジェヨン監督のおかげだ。演技を始めて50年だが、監督がいて初めて俳優が存在すると思っている」と感想を語っています。
アジア太平洋スクリーンアワードは、アジア太平洋の各国の映画を世界に紹介するために、オーストラリアのクイーンズランド州がCNNインターナショナル、ユネスコなどと共同で毎年開催するアワードです。