朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友の女性、崔順実(チェ・スンシル)容疑者に機密文書を大量に渡した疑いで逮捕された大統領府青瓦台のチョン・ホソン前秘書官が7日、検察の調べに対し、朴大統領の指示で崔順実容疑者に文書を渡したと供述したことがわかりました。
検察によりますと、チョン・ホソン前秘書官は「大統領が、演説文の草案を複数の人で検討してほしいとして、崔順実容疑者にも意見を聞くよう指示したため文書を渡した。崔順実容疑者が演説文を事前に確認したのは事実だが、これは単純に意見交換のためのものであって、直接文書を修正したわけではない」と述べたということです。
検察は、チョン・ホソン前秘書官から差押さえた携帯電話2台から、朴大統領や崔順実容疑者との通話内容を録音したファイルを多数確保しており、ファイルの中には、朴大統領が崔順実容疑者に文書を渡すよう指示するものもあるとされています。
朴大統領の最側近とされる秘書官3人のうち一人が検察の取り調べ査でこうした内容の供述をしたことにより、朴大統領への調査は避けられないものとみられています。
一方、崔順実容疑者をめぐる疑惑の一つとされている財団の設立に関連して、去年7月24日、朴大統領が三星など財閥トップ17人を青瓦台に呼んで懇談会を行い、その後、財閥トップ7人と個別に会談するなど、資金集めに直接関与したという疑惑が浮上していますが、検察の特別捜査本部は、安鍾範(アン・ジョンボム)前首席秘書官から差し押さえた携帯やダイアリーなどで関連資料を見つけ、具体的な調査を行っているとしています。