違法操業の取り締まりに集団で抵抗した中国漁船に韓国の海洋警察が機関銃を発射したことについて、中国側が暴力的な法執行だと批判したことについて、韓国政府は、「重火器使用を含む韓国海洋警察の法執行に対する中国側の問題提起は受け入れられない」として反発しました。
中国外交部の報道官は2日、定例の会見で、「中国は、韓国の武力を使う暴力的な法執行に対して、強い不満を示す」としています。
これに対し、外交部の報道官は3日、定例の会見で、根本的な原因は、中国漁船の違法操業と、韓国の法執行に対する中国漁船の組織的、暴力的、故意的な挑戦行為にあるとして「韓国海洋警察の法執行に対する中国側の問題提起は受け入れられない」と明らかにしました。
またこの報道官は、「中国政府は中国漁船の違法操業や暴力的な抵抗を根絶するための実効性ある措置を取るべきだ」と促しました。
海洋警察は今月1日、仁川(インチョン)市オンジン郡の南西51マイルの海域で、違法操業を行っていた中国漁船2隻をだ捕しようとした際、周辺に中国漁船30隻が集まって海洋警察の艦艇を脅かしたため、M60機関銃およそ600発を発射しています。
これに先立ち韓国政府は、先月7日に中国漁船が違法操業を取り締まり中の警備艇に体当たりして警備艇が転覆したことを受けて、中国漁船への取り締まりに機関銃やバルカン砲など重火器を使用するなど強力に対応していく方針だと発表していました。