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文化

韓国相撲の「シルム」 国家無形文化財指定へ

Write: 2016-11-01 10:55:14Update: 2016-11-01 10:55:14

韓国相撲の「シルム」 国家無形文化財指定へ

韓国相撲として知られる「シルム」が、国家無形文化財に指定されそうです。
シルムは、組み合った二人が、互いの腰と太ももに巻きつけられた「サッパ」と呼ばれる紐を持って、相手を倒し、勝負を決める競技です。
三国時代から現在まで伝承されてきた歴史が、文献や絵画などに残っていて、競技のルールや技術などに韓国の技芸としての独自性があると されています。
文化財庁は、31日、「シルム」を国家無形文化財に指定予告したということで、理由について、「シルムは、韓国の伝統遊戯を理解するうえで重要な研究対象であり、文化財に指定する価値があると判断した」と説明しています。
しかし、「シルム」が韓半島の全土で普遍的に共有・伝承されてきたことから、民謡の「アリラン」や製茶と同じく、特定の保有者や保有団体は、認めない方針です。
文化財庁は、30日間の指定予告後、無形文化財委員会の審議を経て、最終的に指定を決める予定です。
一方、統合シルム協会はことし4月、シルムをユネスコの無形文化遺産に登録するための申請書を文化財庁に提出しています。

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