朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友の女性による国政介入疑惑が噴出し、真相究明と大統領の辞任を求める声が高まっているなか、朴槿恵大統領は30日、大統領府青瓦台の秘書室長をはじめ、首席秘書官らの辞表を受理し、参謀陣の刷新をはかる狙いとみられます。
これは大統領府・青瓦台の報道官30日午後、記者会見して明らかにしたものです。
それによりますと、朴槿恵大統領は、李元鐘(イ・ウォンジョン)秘書室長をはじめ、疑惑の渦中にある禹柄宇(ウ・ビョンウ)民政首席秘書官ら首席秘書官4人の辞表を受理するとともに、朴大統領の最側近とされる秘書官3人の更迭を決めました。
このうち後任の民政首席秘書官には、チェ・ジェキョン元仁川地方検察庁長(54)を、
広報首席秘書官には、第19代国会で報道官を務めたぺ・ソンレ元KBS記者(58)を指名しました。
民政首席秘書官に指名されたチェ・ジェキョン氏は、大検察庁捜査企画官、法務部企画調整室長、大検察庁中央捜査部長などを務めた特別捜査の専門家とされています。
疑惑をめぐっては、与野党問わず、青瓦台秘書官の大幅な刷新と、中立的な内閣を求める声が強まっており、朴槿恵大統領は28日、青瓦台の首席秘書官10人全員に辞表を提出するよう指示していました。
しかし、今回の疑惑は朴大統領自身に責任があるとする見方が強く、世論の反発を収束させるのは困難だとする見方も出ています。