KBSの高大榮(コ・デヨン)社長がアジア太平洋放送連合(ABU)の15代目の会長に選ばれました。
アジア太平洋放送連合は、アジア太平洋地域の放送局や放送関連団体の連合体で、1964年にNHKの呼びかけで設立されました。
KBSによりますと、高大榮社長は25日、インドネシアのバリ島で開かれた第53回アジア太平洋放送連合総会で、69か国、278の団体の全会一致で会長に選出されたということです。
高社長は会長受諾スピーチで、「急変する放送環境のなかで、アジア太平洋の放送局が、効果的にモバイルやデジタル環境に適応できるように、戦略を練り、コンテンツの競争力を高めるよう努める」と強調しました。
韓国人がアジア太平洋放送連合の会長に選出されたのは、2011年、2013年、2014年に続いて4人目となります。