「ミル財団」と「Kスポーツ財団」の設立に深く関わっているとみられ、朴槿恵(パク・クネ)政権の影の実力者とされるチェ・スンシル氏が、朴大統領の演説文を事前に読んでいたという疑惑が報じられました。
ケーブルテレビの総合編成チャンネル「JTBC」が24日、報じたところによりますと、チェ・スンシル氏は、朴槿恵大統領の演説文を校閲する立場にありませんが、大統領が演説をする前に受け取って読んでいたことがわかったということです。
チェ氏が事務所の管理人に廃棄を指示していたコンピューターから、44の演説文のファイルを見つけたということです。
またおととし3月にドイツのドレスデンで演説する前の日にチェ氏が演説文を入手していたことなど、具体的な日付も確認できたとしています。
さらに、JTBCは、演説文だけでなく、2012年6月からおととし上半期までの朴大統領の遊説文や閣議での発言、首席秘書官会議での発言資料など200あまりのファイルも確認したと明らかにしました。
JTBCは、チェ氏がこのコンピューターをよく使っていたという証言も確保していて、チェ氏の添削によって演説文などの内容が一部変更された可能性もあると報じています。
これについて大統領府青瓦台は、「多様なルートを通じて経緯を把握している」と話しています。