アメリカ大リーグのシアトル・マリナーズの李大浩（イ・デホ）が、アメリカでの初シーズンを終え、31日に帰国します。
ことし2月に韓国を離れてから８か月ぶりの帰国です。
李大浩は、韓国と日本のプロ野球を経て、ことし、シアトルマリナーズと1年契約を結び、メジャーリーグデビューを果たしました。
李大浩は、投手のタイプにより先発出場を決めるシステムのため、出場機会が限られていましたが、104試合で打率0.253（292打数74安打）、ホームラン14本、49打点の好成績を上げました。
4月9日のオークランド・アスレチックスとの試合では、5打数目でメジャーリーグ初ホームランを放ち、韓国人のメジャーリーガーとしては歴代最少打数でのホームラン記録をつくりました。また、韓国、日本、アメリカの1軍で全てホームランを打つ記録も作りました。
後半は、手の怪我やスランプのため一時期マイナリーグに降格しましたが、すぐにメジャーリーグに復帰し、シーズン最終戦に出場しました。
李大浩は、シーズン終了とともに自由契約選手(FA)となるため、今後の行方に関心が集まっています。