ソウルの秋の風物詩、世界花火大会が8日夜、ヨイドの漢江市民公園で行われ、100万人を超える見物客が訪れるものと予想されています。
ことしで14回目を迎えるソウルの世界花火大会は、8日午後7時からおよそ1時間半にわたってヨイドの漢江市民公園で繰り広げられ、韓国をはじめ、日本、スペインの3か国の花火およそ10万発が次々に打ち上げられて夜空を彩ります。
ソウルは8日早朝まで降り続いた雨が午前中にすべて止み、すがすがしい秋晴れとなったことから、夜の花火大会には100万人あまりが訪れるものとみられています。ソウル市は見物客による混雑を避けるため、付近一帯の道路を午後2時から夜9時半まで通行止めにするほか、地下鉄の運転本数を増やすことにしています。
この花火大会はソウル市と韓火の共同主催で、2000年から開催されていますが、アメリカ同時多発テロが起きた2001年、北韓が1回目の核実験を行った2006年、新型インフルエンザが流行し韓国で多数の犠牲者が出た2009年は行われませんでした。