第21回釜山国際映画祭が6日、開幕します。
開幕式は、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)にある映画の殿堂で行われ、韓国の俳優ソル・ギョングと女優ハン・ヒョジュが司会を務めます。
ことしの映画祭には、世界初公開となるワールドプレミア96本を含め、69か国から301本の映画が出品されました。
開幕作品としては、5年ぶりに韓国映画が選ばれ、チャン・リュル監督の「春夢(チュンモン)」が上映されます。
開幕式は、KBSワールドで世界100か国あまりに生中継され、英語の解説も行われます。
一方、台風18号の影響で照明など放送設備の設置が遅れましたが、午後6時から始まる開幕式には間に合いそうです。
しかし、海雲台の海水浴場の砂浜に設置された野外ステージは、台風の影響で壊れ、撤去されたため、野外で予定されていた10あまりの行事は、場所を変えて映画の殿堂で行われることになりました。
映画祭は15日までの10日間、開かれます。