3日に行われた国連駐在韓国代表部に対する国政監査で、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の大統領選出馬が適切かどうかをめぐるやりとりが行なわれました。
国政監査は、3日にアメリカ・ニューヨークで行われ、与党議員は出席せず、野党議員と国連駐在韓国代表部の関係者が出席して行われました。
国政監査で、最大野党・ともに民主党の議員は、国連事務総長は退任直後に政府職を務めてはならないという国連総会決議があることから、潘基文事務総長の出馬は不適切であると指摘しました。
これに対し、呉俊(オ・ジュン)国連大使は、「潘事務総長が大統領選挙に出馬する意向を示したことはない」としながらも、「安保理決議とは異なり、総会決議は勧告事項だ」と述べました。
国政監査では、旧日本軍慰安婦問題も取り上げられ、野党議員らは、去年末の韓日政府間の合意により、日本が国際社会で戦犯国としての義務を果たしたかのような態度を示しかねないと指摘し、これに対し、呉俊大使は、「韓日両国間の問題として終息したもので、国際的な問題として終息したものではない」と述べ、今後、国連などの場で、戦時における女性に対する性暴力を国際問題として取り上げることができるという認識を示しました。