政治資金法違反の罪で起訴され1審で有罪判決を受けていた李完九(イ・ワング)前国務総理(66)が、控訴審では無罪となりました。
この事件は、2013年4月、李完九氏が選挙事務所で建設会社の前会長から3000万ウォンを受け取ったというもので、政治資金法違反罪で去年7月に起訴され、ことし1月に行われた1審では、懲役8か月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡されました。しかし、李完九氏はこれを不服として、控訴していました。
27日に行われた控訴審で、ソウル高等裁判所は、「公訴事実が合理的な疑いなく証明されたとみるのは難しい」として、李完九氏に対し、1審を破棄し、無罪を言い渡しました。
1審で証拠として認められた、自殺した建設会社前会長の生前の肉声が収められた録音ファイルや、前会長のポケットから見つかった李完九氏ら幹部8人の名前と金額を書いたメモについて、証拠能力を認めませんでした。
裁判のあと、李完九氏は、「国民に心配をおかけして申し訳ありません」と述べました。