大統領府青瓦台の現職の民政首席秘書官と、大統領直属の特別監察官について検察が前例のない同時捜査に取りかかっている問題で、朴槿恵(パク・クネ)大統領は23日、李碩洙(イ・ソクス)特別監察官が提出していた辞表を受理しました。
この問題は、李碩洙特別監察官が、先月18日、現職の禹柄宇(ウ・ビョンウ)大統領府民政首席秘書官を横領や職権乱用などの疑いで検察に捜査を依頼し、一方、李特別監察官は、監察の内容を特定メディアに流した疑いが持たれ、青瓦台が「国の根幹を揺るがす行為」だとして厳しく批判し、情報漏えいの疑いで市民団体から告発されていたものです。
李特別監察官は、検察の家宅捜査を受け、職務を行うことが困難だとして、先月29日に辞表を提出していました。
李特別監察官は、在任中、大統領の実の妹を詐欺の疑いで検察に告発したほか、去年10月とことし1月にそれぞれ設立された2つの財団法人が大手企業十数社から合計800億ウォンの寄付金を集めた問題に関連して、青瓦台の政策調整首席秘書官(当時は経済首席秘書官)を調査していたことが明らかになり、30日の国政監査に証人として出席することが決まったばかりでした。野党は辞表受理で公務員を対象とした国政監査の証人出席が見送られることになったとして強く反発しています。