韓国の大手芸能プロダクション、SMエンタテインメントの李秀満(イ・スマン)会長が、現地時間の13日、アメリカの非営利団体「アジア・ソサエティー」が選んだ「2016年アジア・ゲーム・チェンジャー(アジアの変革者)賞」の受賞者の一人に選ばれました。
SMエンタテインメントが14日、明らかにしたところによりますと、アジア・ソサエティーは李秀満会長について、K-POPの創始者として韓国大衆文化の世界化に貢献し、グローバルな影響力を持つ人物だと紹介し、受賞者の一人に選んだとしています。韓国人としてはこの賞の初めての受賞です。
李秀満さんはことし39歳、シンガーソングライターから司会者を経て芸能界に大きな影響を与える存在となりました。
アジア・ソサエティーは、アジアとアメリカ合衆国の人々の間の相互理解を目的として1956年に創設された非営利団体で、「アジア・ゲーム・チェンジャー賞」は、政治、経済、文化、芸術、社会、教育などさまざまな分野で活躍し、アジアを越えて世界の未来に変化をもたらしたとされる人物に贈られるものです。
ことしの受賞者としては李秀満会長を含め、中国系アメリカ人建築家のイオ・ミン・ペイさん、イラクのオーケストラ指揮者カリム・ワスフィさんが選ばれています。
「2016年アジア・ゲーム・チェンジャー(アジアの変革者)賞」の授賞式は、10月27日にニューヨークで行われます。