韓国の男性5人組みアイドルグループ「BIGBANG(ビッグバン)」のリーダー、G-DRAGONが18日、自らの誕生日を迎えて難民救護に8180万ウォンを寄付したことがわかりました。
所属事務所のYGエンターテインメントが19日、明らかにしたところによりますと、「G-DRAGONが18日、世界中の難民に少しでも力になりたいとして、8180万ウォンを国連難民機構(UNHCR)に送った 」ということです。
G-DRAGONは、「さまざまなメディアを通じて難民問題の深刻さについて認識するようになった。今回の寄付が難民問題に対するより多くの関心と支援につながれば」と話しています。
寄付金は、2011年発生した内戦で苦しんでいるシリアの難民など、世界中の難民のために使われるということです。
一方、内戦が続くシリアで空爆によって破壊された建物から血とほこりにまみれた5歳の男の子の映像が公開され、内戦の悲惨さを物語るとして世界に衝撃が広がっています。
国連難民機構の集計では、世界中の難民の数は、ことし6月20日時点で6530万人で、これまでで最も多くなっています。