中国が連日、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム=THAADの韓国配備に反対の声をあげている中、金章洙(キム・ジャンス)駐中国大使が8日、中国外務省の武大偉韓半島問題特別代表と会談しました。
今回の会談は、THAADの韓国配備が決定した後、初めて行われたもので、韓米両国が韓半島にTHAADを配備すると発表した7月8日から丁度1か月が経った時点での開催となりました。
最近中国の国営メディアがTHAADの韓国配備について連日非難している一方で、北韓のミサイルの脅威については積極的な対応を見せていないことを受け、この日の会談では、THAAD配備の根本的な理由は北韓の核とミサイルであり、北韓制裁への協力が何よりも大事であるという韓国側の意見を中国側に伝えたということです。
今回の面談をきっかけに中国内でTHAADに反対する世論が多少治まるのではないかという予想も出ていますが、これからの状況を見据える必要があるとみられています。
一方、THAADの韓国配備に反対する最大野党「ともに民主党」の議員6人も8日、北京に到着して北京大学の教授らと非公開の座談会を行いましたが、今回の訪問をめぐり様々な議論が起こる中、座談会に出席する予定だった教授の一部が欠席するなど、問題が生じています。