2010年バンクーバーオリンピックの金メダリスト、フィギュアスケートのキム・ヨナさん(25)が、 政府からスポーツ選手としては最高の体育勲章「青龍章」を受賞することになりました。
大韓体育会は25日、「文化体育観光部から「青龍章」の授与基準が変わったという連絡を受けた。新しい基準により、今回キム・ヨナさんが「青龍章」を受賞することとなった」と発表しました。
これまでキム・ヨナさんは、政府が2013年に授与基準を1000点から1500点に引き上げたため、2010年のバンクーバー冬季オリンピックで金メダル、2014年のソチ冬季オリンピックで銀メダル、さらに、世界選手権大会で金メダル3つ、銀メダル2つ、銅メダル2つを獲得したにも関わらず、合計の点数が1424点と1500点に達しなかったため「青龍章」を受けることができませんでした。その後、基準が厳しすぎるという批判が出て、文化体育観光部が特例条項を適用して「青龍章」を授与する方法を検討しましたが、行政自治部との合意ができず、キム・ヨナさんの受賞はなりませんでした。
政府が新しく設けた授与基準では、オリンピック金メダルが600点から800点に、銀メタルが360点から540点に、銅メダルが200点から320点に修正され、キム・ヨナさんは合計2050点を獲得して「青龍章」を受賞することとなりました。