韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は24日、ASEAN関連外相会議が開かれているラオスの首都ビエンチャンで、中国の王毅外相と個別に会談しました。
王毅外相は、アメリカの高高度迎撃ミサイル、サード(THAAD)の韓国配備について、両国の信頼関係を損ねる結果になったとして、遺憾を表明し、これに対して、尹炳世外相は、サードは北韓のミサイルに対する自衛的な防御措置であり、第三国の安全保障を脅かすものではないと説明したうえで、特定の懸案が両国関係に影響を及ぼすのは望ましくないと強調しました。
また、王毅外相は、良好な両国関係を維持するために韓国がどういった実質的な行動を取るかを見守っていきたいとしました。
これは間接的にサードの韓国配備を取りやめるよう求めたものと受け止められています。
これに対して、韓国の尹炳世外相は、「関係が緊密になるほど、いろいろな挑戦に直面する。両国関係の根は深く、克服できない問題はない」としました。
北韓の核問題については、両外相はともに、韓半島の非核化や国連安保理の制裁決議を、誠実に履行していくとの立場を再確認しました。
尹炳世外相は25日には韓国・ASEAN外相会議、26日には東アジア首脳会議参加国外相会議と、ASEAN地域フォーラム閣僚会合に出席します。