故盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領に関するドキュメンタリー映画「ムヒョン、二つの都市の物語」が、映画公開のためのクラウドファンディングで、目標金額の1億ウォンを達成しました。
クラウドファンディングは、起業家や芸術家などがオンラインやSNSなどで不特定多数の人から投資額を集めるもので、映画「ムヒョン、二つの都市の物語」の制作陣は映画公開のための費用を集めるため、故盧武鉉元大統領の７周忌となった5月23日からファンディングを開始しました。
クラウドファンディングには、19日12時の時点で2822人が参加し、目標額の1億ウォンを上回ったということです。
後援者の年代では、30代と40代の割合が最も高くなっていて、後援者らは「市民の力で、この世の中に対する見方を変えていきたい」などのメッセージを発信し、映画の制作を応援しています。
制作者側によりますと、映画は10月の公開を目指しているということです。
クラウドファンディングは、今月22日まで行われます。
一方、韓国では故盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領の弁護士時代をモチーフにした映画「弁護人」が2013年に公開され、1137万人の観客を動員しています。