中国でも大ブームとなった韓国ドラマ、「太陽の末裔」が、中国で映画として制作される見通しです。
中国のメディアによりますと、中国の大手映画ドラマ制作会社の華策影業が、韓国ドラマ「太陽の末裔」の中国版映画を制作するため、版権を買い取っており、張一白監督が監督を務めることになっているということです。映画の主演俳優はまだ決まっていないということです。
一方、北韓では、住民たちが「太陽の末裔」をこっそりと視聴していると、北韓専門媒体デイリーNKが北韓消息筋の話として4日、伝えました。
それによりますと、最近、北韓の若者たちの間では「太陽の末裔」が人気を集め、夜が明けるのも忘れて視聴しているということです。
ドラマのCDは、市場にいる行商人によってひそかに販売されており、原本CDは5万ウォン、韓国の通貨で7000ウォンで、コピー版はその半額で販売されているということです。
さらに消息筋は、「住民たちは、北韓当局の労働力動員事業、200日戦闘でたまった疲れを、韓国のドラマや歌謡曲を鑑賞することで解消している」と語っているということです。