アメリカが北韓を資金洗浄の懸念先に指定したことについて、韓国政府は、歓迎の意を表明しました。
外交部の報道官は2日、論評を出し、「アメリカが北韓を資金洗浄の主要な懸念先と指定したことは、北韓の非核化のために、独自の制裁を引き続き強めることで、圧力をかけていくという断固たる決意を示したものだ」として、歓迎の意を示しました。
続いて「独自の北韓制裁法に定めている検討期限を2か月も前倒しして今回の措置を発表したことが、こうした決意を示すものだ」と評価しました。
韓国政府は、アメリカがことし3月に、北韓の鉱物取引や海外への出稼ぎ労働者の派遣をできなくする行政命令を出したのに続いて、金融システムへのアクセスまで遮断したことで、制裁効果が一層強化されると期待しています。
これについて外交部当局者は、「アメリカは、北韓と直接的な金融取引がないだけに、今回の措置の間接的な効果に注目している。外国の金融機関が北韓の金融機関との取引を取りやめない場合、アメリカとの金融取引に支障を来すことが予想されるため、事実上、北韓との金融取引をやめさせる「警告」になる可能性がある」と説明しています。
また「国連安保理の制裁によって、公式な金融機関を通じて国際金融システムにアクセスできなくなった北韓は、今回の措置によって、ダミー会社を通じてアクセスすることすらもできなくなる」と話しています。