韓国、中国、オランダなどの市民団体でつくるグループが、旧日本軍慰安婦関連記録物について、ユネスコ=国連教育科学文化機関に対して世界記憶遺産への登録を申請したもようです。
申請したのは、慰安婦関連記録物の世界記憶遺産への登録を目指して、8か国の14の団体が去年5月に、結成した「国際連帯委員会」です。
「国際連帯委員会」は1日、ソウル市内で記者会見を開き、「慰安婦被害者が勇気を出して、過去の事実を知らせたことが正義に向けた第一歩だったということを記憶するために、先月31日に慰安婦関連記録物を『日本軍慰安婦の声』と題して世界記録遺産に登録申請した」と発表しました。
登録申請した慰安婦関連記録物は、2744件で、慰安婦被害者の証言、被害者について調べた資料、被害者の治療記録、日本政府が慰安所を運営した事実を証明する歴史的資料などが含まれています。
慰安婦関連記録物をめぐっては、去年、中国が記憶遺産への登録を申請しましたが、登録が見送られていて、中国外交部は最近、被害国の民間組織の取り組みを支持すると話しています。
韓国政府も登録を進めていましたが、去年暮れの韓日慰安婦合意以降、政府レベルの取り組みは見られない状況です。