アメリカ、シカゴ・カブスのマイナーで活躍した外野手のハ・ジェフン（25）が、日本のヤクルト・スワローズに入団しました。
ヤクルトは30日、東京の球団事務所で入団会見を開き、ハ・ジェフンと契約したと発表しました。
今シーズン終了までの契約で、年俸は、900万円プラス出来高という形で支払われるとみられます。
会見でハ・ジェフンは、「チームの成績に貢献できるよう最善を尽くす」と決意を語りました。
小川淳司シニアディレクターは、「走攻守の三拍子が揃った有望な若手の選手だ。なかでも守備は、日本のプロ野球でもトップレベルだと思う」と評価しました。
ハ・ジェフンは30日、札幌に移動し、1軍の練習に参加する予定で、早ければ来月1日の日本ハム戦から出場することになりそうです。
ハ・ジェフンは、2008年から2015年までアメリカの大リーグ、シカゴ・カブスのマイナーリーグで活躍したあと、今シーズンから日本の独立リーグの徳島インディゴソックスに所属し、27試合で、打率がリーグ２位の３割5分２厘、本塁打はリーグトップの６本をマークしています。