グローバルな文化人材を育成するための、歌やダンスなどの実技と、国語・英語など一般科目を一緒に教える学校が、来年ソウルに設立されます。
大手芸能プロダクション「SMエンターテイメント」と教育サービス大手の鍾路(チョンノ)学院が共同で設立するもので、中学・高校課程に当たる、非認可のフリースクールとして設立されるということです。
外国人留学生と韓国国内の生徒を選抜し、実用音楽・ダンス・ステージデザインなどの実技と国語・英語・数学などの教科を教えます。
生徒は300~400人程度、在校生の70%を中国人など外国からの生徒で埋め、残る30%程度を韓国国内から選び、教育するということです。
海外進出を希望する生徒のために、アメリカの中学・高校教育課程もあわせて運営し、生徒は、韓国の教育課程かアメリカの教育課程、どちらか一つを選択して勉強することになります。
非認可のフリースクールとして設立されることから、学力認定を受けるためには、卒業後に日本の高校卒業程度認定試験に当たる検定考試を受けて中卒・高卒資格を取ることになります。
11月に入学説明会と、入学のための実技審査などを行い、新入生を募集することにしています。
これまで芸能人志望者は、学校に籍だけを置き、きちんと登校しないため問題になっており、学校側は、「勉強する芸能人」の養成に力を入れたいとしています。