映画「お嬢さん」のリュ・ソンヒ美術監督が、第69回カンヌ国際映画際のバルカン賞(The Vulcan Award of Technical Artist)を受賞しました。
バルカン賞は、カンヌ映画祭の出品作の中で、美術、音響、撮影など最も優れた技術をみせた作品のアーティストに贈られる賞で、韓国人がこの部門で受賞したのは、初めてです。
パク・チャヌク監督の最新映画、「お嬢さん」は、22日に閉幕したカンヌ国際映画際のコンペティション部門に出品され、優れた映像美など称賛を受けましたが、受賞はなりませんでした。
映画「お嬢さん」は、1930年代、ばく大な財産を相続することとなった貴族のお嬢さんとお嬢さんの財産を狙う伯爵、そして伯爵に雇われてお嬢さんの下女となった少女を取り巻く話を描いたスリラーで、来月1日、公開されます。