カンヌ国際映画祭がフランス南部のカンヌで現地時間の11日に開幕し、韓国映画は、パク・チャヌク監督の「お嬢さん」など、5本が出品されました。
これまで、2回コンペティション部門に招待され、2回とも受賞しているパク・チャヌク監督は、「お嬢さん」が最高賞である「パルムドール賞」を競う長編コンペティション部門に出品され、今年も受賞できるか注目が集まっています。
映画「お嬢さん」は、1930年代の韓国と日本を背景に、莫大な財産を相続することとなった貴族のお嬢さんと、その財産を狙う伯爵、そして伯爵に雇われお嬢さんの下女となった少女が繰り広げる物語です。
一方、ミッドナイト・スクリーニング部門にヨン・サンホ監督の「釜山(プサン)行き」が、非コンペティション部門にナ・ホンジン監督の「哭声」が出品されました。
また、パク・ヨンジュ監督の作品「1キログラム」は、学生作品のコンペティション部門であるシネフォンダシヨンに、ユン・ジェホ監督の「ヒッチハイカー」は監督週間の短編部門にそれぞれ出品されました。
今年69回目のカンヌ国際映画祭は、22日まで開かれます。