北京オリンピック競泳男子400メートル自由形の金メダリストで、ドーピング違反で国際水泳連盟から資格停止処分を受けた朴泰桓(パク・テファン、26)が、リオオリンピックの代表候補から外れました。
大韓水泳連盟管理委員会は11日、会議を開き、リオオリンピックに出場する競泳の代表候補22人を選定しましたが、このリストに朴泰桓は含まれませんでした。
朴泰桓は、ドーピング違反で国際水泳連盟から1年6か月の選手資格停止処分を受けており、処分期間は今年3月に終わっていますが、韓国にはその後、3年間は代表になれないという国内規定があります。
代表が最終決定されるのは7月で、朴泰桓がオリンピック出場に向けて、国際スポーツ仲裁裁判所に提訴するかどうかに関心が集まっています。
朴は先月下旬にリオオリンピックの代表選抜大会を兼ねた国内大会で、出場した4種目すべてで優勝しています。今月2日の記者会見では、「もう一度機会を与えてほしい」と大韓体育会に訴えています。