国交樹立後初めてイランを国賓として訪れていた朴槿恵(パク・クネ)大統領が、3日間の日程をすべて終え、4日午前、帰国しました。
朴槿恵大統領は、韓国時間の1日から3日までイランを訪れ、2日にはロウハニ大統領との首脳会談を、3日にはイランの最高指導者アリー・ハメネイ師と会談を行いました。
ロウハニ大統領との首脳会談では、イランに対する核開発関連の経済制裁が解除されたことを受けて、両国の経済協力を強化することで一致しました。
首脳会談をきっかけに両国が締結した了解覚書は、インフラやエネルギー、保健や医療など幅広い分野に及び、最大52兆ウォン規模となっており、今後多くの韓国企業が新興市場として浮上しているイラン市場で様々な事業に参加するとみられます。
特に、首脳会談では、北韓の核問題、韓半島情勢などについても意見が交わされ、ロウハニ大統領から北韓の核開発に反対するという考えを導き出す外交的成果も挙げました。
イランは、北韓と歴史的に関係が深く、軍事的なつながりも指摘されてきたため、今回の発言は異例のものとして受け止められています。
さらに、朴大統領は、イランの最高指導者アリー・ハメネイ師との会談で、継続的な交流や協力で、両国関係を発展させていくことで一致しました。
一方、帰国した朴大統領の今後の動きにも注目が集まっています。
26日、3年ぶりに開かれた大統領府・青瓦台でのメディア懇談会で、朴大統領が近いうちに3党の代表と会うことを提案したことを受け、3党体制になってから初めての顔合わせが実現するか、また懸案の解決に向けて歩み寄ることができるかどうかに関心が寄せられています。