大韓体育会は、水泳の元韓国代表、朴泰桓(パク・テファン)について、「リオ五輪には出場できない」とした従来の方針を堅持すると発表しました。
朴泰桓は27日、光州(クァンジュ)で開かれている第88回東亜水泳大会2日目の男子自由形400メートル決勝で、3分44秒26で優勝しました。この記録は、今シーズン世界ランキング4位に当たります。
朴泰桓は大会初日の25日に行われた男子自由形1500メートル決勝でも優勝しています。
朴泰桓はこの日行われたインタビューで、「リオ五輪に出場できる機会が与えられれば、良い成績を残す自信がある」と、リオデジャネイロ・オリンピック出場への意欲を見せました。
しかし、大韓体育会のチョ・ヨンホ事務総長は、「記録とルールは別である。再検討の余地はない」と述べた上で、「選手のためにも、ルールを強化し、こうした事態が再発しないようにすることが重要だ」と強調しました。