「核には核で対応する」と主張した、北韓の李洙墉(リ・スヨン)外相が、今度は、北韓の社会的・政治的な安定の保障を要求しました。
地球温暖化対策の新たな国際枠組み「パリ協定」の署名式典に出席するためニューヨークの国連本部を訪れている北韓の李洙墉外相は、韓国時間の22日、「核には核で対応する」と述べ、核開発の正当性を強調したのに続いて、23日には、「アメリカ主導の北韓制裁や核戦争の演習で韓半島は一触即発の情勢が続いている」と述べ、アメリカを非難しました。
そして「世界平和と安定が保障されて初めて、どんな問題でも解決できる」と強調し、北韓の社会的・政治的安定の保障を要求しました。
李洙墉外相は、「パリ協定」に署名した後、潘基文(パン・ギムン)事務総長と握手して簡単なあいさつを交わしました。李洙墉外相は24日、帰国の途に就く予定で、潘事務総長との会談が実現するかどうかに関心が寄せられています。
北韓の外相が、国連総会への出席以外でアメリカを訪問するのは異例のことで、北韓が国際社会から制裁の強化を受けている中、アメリカと水面下で接触をはかるのではないかという見方も出ています。